泣き言

最後に書いてからもう1ヶ月近くになる。この間はほとんど実家に帰っており、こちらに戻ってきても慌ただしく過ごし自分のことを何かするなんて余裕は全然なかった。母は先月の下旬から点滴による抗ガン剤治療が始まり、私は妹と交代で通院の付き添いや実家での家事などをしている。心配していた副作用も想像していたほどはひどくならずひと安心。前の抗ガン剤による副作用の味覚障害も出ず、徐々に食欲が増しているようで嬉しい。ただ、毎日そんな母を見ている父のことも心配だ。父も母も私たちどちらかが家にいると本当に嬉しそうで、子供には迷惑をかけたくないから来なくていいと言っていた頃とは全然様子が変わり複雑な気分である。ダーリンには申し訳ないの言葉以外ない。こんな妻なら即刻離婚されても仕方ないな。そんなダーリンも人事異動でちょっとエライ立場になってしまった。当然仕事の量も激増、生活のサイクルも180度変わってしまい、その上妻は留守が多いとなるとやってられんわーってな心境だろう。辛くて辛くてどうしようもない。もう勉強している暇さえもない。